命をつなぐ。つながる中に命がある。
FRCSRの活動 FRCSRの活動は、福島第一原発事故後「あきらかに何かがおかしい」と感じる方の声を集め、ある時期を境に同時多発的に特徴的な症状が派生していることを理解できるよう、その全体像と関連を把握できるよう、改ざんのない症状のデータベースとして誰もが公に共通認識を持てる環境を整えることを目標に、放射能汚染によるものではないかと感じられる不定愁訴を含む自覚症状、不安に思われる症状を収集する「みんなのカルテ」をインターネット上に開設したことにはじまります。個人から始まったこの活動は、多くの方々に支えられ、現在では、収集されたデータやお寄せいただいた皆さんの声や日本の現状を海外の多くの被ばくに理解ある医療関係者、研究者、ジャーナリストに配信しながら、国際的なネットワークを構築しつつあります。FRCSRの目的の一つには、原発近県の医療機関ばかりではなく、あらゆる医療機関、医療従事者に放射能汚染による症状への理解の必要性を促すこと、どの医療分野の方々にも放射能汚染という新たな観点を診療に加えて頂くことにあります。しかしこれは、なにも日本だけの課題ではありません。チェルノブイリ、スリーマイルはもちろんのこと、現代では世界中の医療機関に必要な認識の一つであると私たちは考えているのです。 症状をご報告頂いている多くの皆さんのために、そして、被ばくで苦しむ世界中の人々のために、一歩でも前進することが出来ればと願ってやみません。 FRCSR ・2011年3月11日以降の体調の変化、不定愁訴を含む症状の収集とデータベースの構築および公開、報告書の作成 ・海外の医療従事者、学者、研究者への放射能汚染に関するニュースレター配信 ・海外医療関係者招聘のためのコーディネートおよびマネージメント ・海外の医療関係者、学者、研究者からの放射能汚染に関する医療情報の問い合わせ対応 ・放射能汚染に理解のある海外の医療従事者のネットワーク構築 ・日本の医療従事者と海外の医療従事者の間でのインターフェイスの役割 2013年 1月 ・FRCSRサポートとして、避難や疎開にともなう悩み相談窓口をもうける。 2012年 12月 ・ヘレン・カルディコット博士東京講演DVD発売に伴い福島在住の方へ無料でDVDを送付するキャンペーンをはじめる。 11月 ・ヘレン・カルディコット博士日本講演主催(東京・徳島・岡山・京都) 10月 ・ヘレン・カルディコット博士、講演マネージメント 9月 ・ヘレン・カルディコット博士より日本における代理人として委任を受け受諾する。 ・FRCSR Newsletter 英語版配信件数200件を超える。 8月 ・FRCSR Newsletter 英語版を海外の医療関係者、研究者、学者、ジャーナリストなど延べ150件に配信をはじめる。 1月 ・ユーリー・バンダジェフスキー博士日本ツアーの招聘コーディネートならびに文献英語翻訳、日本語翻訳を行う。 ・FukushimaVoice英語版を開始する。 2011年 11月18日 ・ベラルーシ、ミンスク、ベルラド研究所に資金支援をするフランスのNGO「チェルノブイリ、ベラルーシの子供たち」の記者会見で、フランス在住のジャーナリストにより「みんなのカルテ」の症例が報告される。 10月21日 ・福島第一原発事故以降、体調不良を感じる人々の声を集めるために「みんなのカルテ」をインターネットに開設。 |
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